お知らせ

  1.  202405211 令和6年度環境産業合同入社式を行いました!

令和6年度環境産業合同入社式を行いました!

令和6年(2024年)5月20日(月)埼玉県環境産業振興協会は埼玉県と協同で「令和6年度環境産業合同入社式」を行いました。

埼玉会館7A会議室において、当協会員企業の15社から35名(7名はリモート参加)の新入社員の皆さんが一堂に会しました。


当日の次第、参加者名簿、講演会資料、写真はこちら(会員専用ページ)


埼玉県の石井貴司環境部長が、冒頭のあいさつで「皆さんの門出を業界全体でお祝いするものです。」と、この入社式の意義を述べ、「同世代の仲間をたくさん作ってください。」と人のつながりが重要であることを伝えました。

また、近年の大規模災害における廃棄物処理の重要性を例示し、「この業界は社会インフラを支える大変重要な業界である。」と強調しました。

一方で「残念なことにまだまだ4Kのイメージがある。」ため「埼玉県は協会といっしょに3S運動を推進している。」と説明しました。

そして、参加者に対して、「これからは皆さんの『発想の転換』『行動力』が大事。力を合わせて頑張ってください。」と激励しました。


埼玉県環境産業振興協会の亀井寿之会長は、「皆さんが、我々環境産業を担う業界の仲間になったことを心から歓迎します。」とお祝いを述べました。

元日に起きた能登半島地震をあげ「当協会が埼玉県と災害廃棄物の処理に関する協定を締結しており、これまでに何度も支援をしてきた。」「地域社会の欠かせない重要なインフラとして、万一の災害に備えている」と、当協会の役割を説明しました。

そして「これからの業界を支えるのは、若い皆さんの情熱と新鮮な発想」と参加者に期待の言葉をかけました。


参加者を代表して、間中晶大さん(野崎興業株式会社)と小池みのりさん(クリーンシステム株式会社)が「誓いの言葉」を述べました。

「石井環境部長や亀井会長からの言葉に深く感銘を受け、決意を新たに、身が引き締まる思いです。」「県や協会の方々から環境産業に暖かく迎え入れていただきありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝え、「誇りと自信をもって全力を尽くしたい。」「諸先輩方のご指導を仰ぎ、一所懸命に取り組みたい。」と力強く誓いの言葉を述べました。


原圭様(株式会社環境サービス)から「先輩社員による激励の言葉」が述べられました。

「別の会社で4年間働き、今の会社に入って18年になるが、社会人一年目は、たくさん失敗をして先輩に叱られていた。よく覚えているが、今でも感謝しています。」と自身の経験談を話し、参加者の皆さんに対して「人と人のつながりを大切に。」と強調しました。

「困ったときは、上司や同僚、協力会社の人などに聞いたり学んだり助けてもらってください。そうすることによって人とのつながりができます。」「そして、いつかは後輩たちを助けてください。」「自分一人でできることは限られている。人とのつながりで大きな成果ができます。」と話し、参加者は、その「激励の言葉」に熱心に耳を傾けていました。


参加者全員で記念撮影


一般社団法人日本環境衛生センターの村岡良介様から「持続可能な経済社会につなぐ- 循環経済と炭素中立の実現を担う環境人に期待 -」と題して、講演が行われました。

村岡様は、日本環境衛生センターサスティナブル社会推進部の技術審議役であり、環境カウンセラーです。長年日本の廃棄物処理の第一線でご活躍されている専門家です。

講演の冒頭で「すべての失敗は無駄ではない。」「どんどんチャレンジを。」と述べました。

講演では、環境問題のこれまでと現状を踏まえて、これからの産業資源循環業界(産業廃棄物処理業界)の展望し、その果たす役割を訴えました。

「東日本大震災やコロナ禍からわかるように、世の中の大きな出来事の終末には、必ず廃棄物処理がある。」「この業界の役割は、今後ますます重要になる。役割がなくなることもない。」と展望しました。

講演の最後に、「廃棄物の仕事を好きになってほしい。」「最初は分からないことばかり。知らなくて当たり前。その一つ一つが力になる。」「友達を大事に。身体を大事に。」と参加者にエールを送った。

※講演資料については、会員専用ページに掲載しています。


名刺交換会(司会:青年部 設楽賢太氏)


名刺交換会(あいさつ:青年部 齊藤康祐部会長)


名刺交換会(参加者の様子)